タテとヨコの糸が交わることで色が出来上がるため、
新しい色と質感を織物で表現するのは実験でもあり
ちょっとしたギャンブル気分です。
もちろんいくつか試験もしますが、更に
今まで見たもの
経験した織り方
糸の太さ、並ぶ密度
素材の特徴 など、たくさんのことを
頭の中で総動員させ、組み合わせ
こうなるといいなと思う布を目指して設計します。
その設計が↓ (エクセル大好き)
織り上がった新しいストール。
布はあくまで手段でしかなく、
いくつかの工程に携わるいろいろな人たちと仕事をして
それを誰かに見てもらった時に心地よく感じてもらえるのが目的です。
生地を作って終わりにせず
身に着けられるストールや、
敷物などの部屋で過ごす時間に使ってもらえるような
具体的な形にするのも楽しい仕事です。
そう考えると、やればやるほど終わりがない!!