2013 12/04
12月

いつの間にか今年最後の月になっていた!
春から新しい場所で仕事場を構え、はや8か月が過ぎました。
あっという間だったなぁと感じながらも、どちらかというと、12月の、年末らしい、ソワソワと落ち着かない気分でもあります。
工場でも、年末は大いにソワソワする時期です。
12
今年のカレンダーもいよいよ最後のページ。
数える日数も少ない!

この半透明のシートは紋紙と言って、織機に設置して使います。
布がどのような構造、模様で織られるかを指示する役割です。

COOVA1
ガチャンガチャンと休みなく、せっせと織機が動いています。
機械とはいえ常に人が見守りながらの作業です。
一年前まで、わたしもこういう場所で毎日を過ごしていました。
おかげで自然と声も大きくなり、そして、やや難聴になった気が、、、

udon
工場へ行ったついでに、かつての上司である工場長と、近所の名物手打ちうどん屋さんへ。
会社にいた時によくみんなで小さな車に乗り込み、食べに来ていたうどん屋さんです。
もともと富士吉田のご出身の家族が始めたお店。
かつては機屋さんだったそうです。
みんな相変わらず元気で嬉しかった。

この日も、織物産地である八王子のおじさんたちと会い、いろいろな話をしました。
それぞれテーマは違いましたが、感じていることは同じようです。

帰り道に私が改めて思ったことは
「一生、使い続けてもらえる布を考え、工場に依頼する」
「じぶんが一生、売り続けても恥ずかしくない布だけを、工場に依頼する」
そして、
「絶対にこの仕事を続ける」
でした。

こういう時間の為に仕事してるんだよな~と感じるたのしい一日でした。

12月