2012 05/20
機械の裏にて

IMG_0914_kikai

この写真、COOVAおなじみの織機をうしろから見たところです。
タテ糸がかかって、織り始めるのを待っているところ。
そのタテ糸に、半分だけ重りのようなものが乗っているのが見えますか?
いままさに、”ドロッパー入れ”をしている模様をお伝えします。

手前に見える、金属の棒のようなものが ”ドロッパー”
この棒を、タテ糸一本一本に、手作業で入れていきます。

もしも織っている間にタテ糸が切れた時、
このドロッパーもいっしょに下に落ちて機械が反応してくれ、
知らせてくれるのです。

きれいな生地を織り上げるためには欠かせないこの、ドロッパー入れ。
織機の裏手で、地道に行います。
やはり手作業なので時間がかかる。
すべて入れ終わるのに、だいたい半日〜まる一日は要する作業です。

そんなとき、欠かせないのがやはり妄想。
これから始まる織物のことや、
どんな色を掛け合わせたらどんな色になるだろうか、とか、、
鳴り響く織機の音にまぎれて、鼻歌を歌っているひともいます。

それぞれのテーマで
動かす手はフル回転、
頭の中でも
想像をすることで意外に忙しい。

さて、今回のテーマは本日のお昼ごはんについて
差し入れにいただいた、タケノコに合うおかずについて、
真剣に!考えていました、、、!!

tsuppu

機械の裏にて